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2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 オートポリス

  • 投稿カテゴリー:RACE
レース概要 / Race Overview
日時 2025年9月13-14日
場所 オートポリス
天候 9/13:曇りのち雨/ウェット
9/14:曇りのち晴れ/ウェット
監督 加賀山就臣
ライダー #3 水野涼
リザルト <予選>10位
<レース1>11位
<レース2>4位
レース レポート / Race Report

全日本ロードレース第5戦オートポリス大会が、9月13日・14日に大分県・オートポリスで開催されている。9月13日は午前中に予選が、午後はレース1が行われた。今日は朝から厚い雲が空を覆い、いつ雨が降り出しても不思議ではない天候となった。風も4m/sほどあり、それも相まって肌寒さすら感じるほどのコンディション。午前10時10分から30分間の予選は、気温24度の中でスタートした。水野選手は計測1周目を1分52秒648でラップし、2周目に1分50秒436と昨日のタイムを上回る。その後、ピットインしてマシンのセットアップを行い、4周目1分51秒996、5周目1分51秒996と1分51秒台でラップし、ピットイン。最後の周は1分51秒414でラップした。この結果、午後のレース1は10番手から、日曜日のレース2は15番手からそれぞれスタートすることとなった。

15時10分からレース1が15周でスタートした。直前のJP250のレースは途中で雨が降り始めて赤旗中断されており、その後に雨は止んだのだが、JSB1000クラスのサイティングラップ開始時には路面が濡れていて微妙なコンディションとなってしまった。とは言え雨は止んで空も明るくなっていることから、結果的に全車スリックタイヤでスタートを切ることとなった。水野選手はまずまずのスタートを切り、1周目を9番手で戻ってくる。ここからさらにポジションを上げたいところだったが、ペース的には1分50秒後半から51秒台。なかなか飛躍的なポジションアップはできず、11位でチェッカーとなった。

昨日の夜、チームのメカニックが遅くまでマシンを分解し、再チェックしてくれたおかげで、5分間のウォームアップ走行で本来のマシンのフィーリングが戻りました。それでもマシンの状態を確認したかったので序盤は様子を見て、大丈夫だと確信できたのでペースアップし、結果的に4位まで上がることができました。やっとトンネルの出口が見えました。次の岡山は小排気量クラスの頃から良い結果を出しているコースなので、本来の調子に戻ったマシンで全力を出し切ります。

水野涼選手
Ryo Mizuno

■9/13(土)
チームがあらゆる角度からマシンの分析をしてくれているのですが、結果的に予選、レース1と状態は変わりませんでした。ライディング面からもいろいろとトライしてみているのですが、マシンがこちらの変化に対して反応してくれないので、厳しい状況が続いています。レース1の中でもいろいろとトライしてみたのですが、変化がありませんでした。チームはこの状態を理解してくれていますし、これからマシンを全バラシしてもう一度あらゆる角度からチェックしてくれると言っているので、状況が良くなることを期待しています。最終ラップは土砂降りになり、ステップから両足を離して安全運転しないといけないほどでした。いろんな意味で、ギリギリのレース1となりました。とにかく諦めず、チームと力を合わせて出口を見つけます。

■9/14(日)
昨日の夜、チームのメカニックが遅くまでマシンを分解し、再チェックしてくれたおかげで、5分間のウォームアップ走行で本来のマシンのフィーリングが戻りました。それでもマシンの状態を確認したかったので序盤は様子を見て、大丈夫だと確信できたのでペースアップし、結果的に4位まで上がることができました。やっとトンネルの出口が見えました。次の岡山は小排気量クラスの頃から良い結果を出しているコースなので、本来の調子に戻ったマシンで全力を出し切ります。

加賀山就臣 監督
Yukio Kagayama Team Manager

■9/13(土)
事前テストから今日のレース1までずっと、水野が気持ちよく走れるよう、チームとしてできる限りのトライを続けています。ですが結果が明らかなように、まだ全力で攻めに行けるマシンを渡すことができていません。複数の対応策を考え、予選の時間を使って試してみましたが、残念ながらまだ出口が見えていません。ライダー、マシンともにこんな順位を走るポテンシャルではないことは、私がいちばん分かっています。とにかく今は、起きている問題の原因を明確にし、解決策を見つけることに全力を注ぎます。そのために、これからさらに作業を続けます。

■9/14(日)
夕べ遅くまでメカニックが頑張ってマシンの再チェックをしてくれて、なかなか見えなかった出口にたどり着くことができた感じです。再チェックしたマシンに、昨日のレース1で得たデータをフィードバックさせた結果が、レース2の走りに繋がったと思います。気持ちよく走れるマシンをライダーに渡せなかったことは本当に申し訳なかったし、その状態に持っていくためにメカニックに夜遅くまで作業を強いて、みんなでやっとたどり着けた出口だと感じています。たくさんのファンの方々にも心配していただき、応援の声もいただきました。まだまだ我々の速さは、こんなものではありません。さらに皆さんの期待に応えられるよう頑張りますので応援、よろしくお願いいたします。

レースレポートPDF版
9/13(土)
JSB1000 公式予選/決勝レース1

レポートPDF
9/14(日)
JSB1000 決勝レース2

レポートPDF
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